
- 著者の山口貴美子氏は長く看護職として働き、待遇改善のため組合を組織し、安保闘争を闘い、教師と して看護職を育成してきた方。夫は労働組合運動に生涯を捧げた人です。社会と切り結んできた夫婦の「痛み」がどれほど切なく尊いものか感じ取れるはずです。
夫が認知症になった|山口貴美子|ライフサポート社
第1部 介護と向き合う日々
第1章 夫が認知症になった
第2章 施設介護を決断する
第3章 グループホームでの生活が始まる
第4章 ホームに暮らす人たちのそれぞれ
第5章 認知症介護の個別対応は夢か
第6章 誰にでも起こり得る虐待
第7章 本音と建前に心は揺れる
第8章 記憶が消えるということ
第9章 配偶者介護が増えていく
第10章 認知症を取り巻く様々な今
第2部 認知症介護への理解を求めて
第1章 認知症と医療の連携
第2章 「認知症の人と家族の会」について
第3章 福祉行政とお金