ブックタイトル月刊 マテリアルフロー 2013年2月号 No.635_立ち読み
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月刊 マテリアルフロー 2013年2月号 No.635_立ち読み
34横浜市が推進する歴史的建造物を活用した文化芸術創造の実験プログラム「BankART(バンカート)1929」では,12年11月9日から13年1月14日の間,横浜市中区海岸通の(BankART Studio NYK全館)にて,フランス・パリを拠点に活動する世界的な美術家・川俣正氏(パリ国立高等芸術学院教授)の個展「ExpandBankART」を開催した??。替えに伴い,生まれた廃材をアートに活用することで,地域性を深めた企画になっている。もう1つの素材が,物流関係者には余りにもなじみの深い,木製パレットだ。「倉庫にちなんだ素材を考えて,パレットに行きついた」と川俣氏は語る。当初は流通センターで使用される海外からの安価なパレットを譲り受けて使用していたが,さらに多くの枚数を使用することから,中古パレット業者からも買い増しした。能だったのだろう。規格は米国仕様の1219×1046サイズと,欧州規格の800×1200mmの2種類だった??。会場である「BankART StudioNYK」は,日本郵船の倉庫の跡地。海辺の物件をリノベーションして生まれたアートスペースだ。今回は同じ海岸通りに面し,UR都市機構が昭和30年代に建設した団地の建て今回,使用されたパレット枚数は全部で1100枚にも上るという。その半数強の600枚程は1階のホールで使用された??。いずれも輸入に使用された木製パレットで,国内で使われない仕様のため大量調達が可562013・2 9