住宅建築 2026年06月号(No.517)|建築資料研究社|電子書籍|shinanobook.com|シナノ

住宅建築 2026年06月号(No.517)

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住宅建築
2026年06月号(No.517)

光と翳

建築資料研究社

出版社:
建築資料研究社
判型:
A4判
ページ数:
154ページ
発行日:
2026/06/01 
発売日:
2026/04/17 
対応端末:
PC, iPhone, iPad, Android, Tablet

購入(¥2,000 税込)

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 西洋の空間に対して日本古来の空間は闇や暗さのなかに本質があり、そうした空間のなかでこそ物やふるまいの美しさが引き立てられると記した谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』。谷崎がこの文章を発表した約90年前(初出1933年)に比べると、現代の住宅空間は外国の文化が浸透し暮らしも技術も大きく変わり、明るさ・暗さに対する認識や、光の取り入れ方も大きく変化してきていると言えるだろう。

とはいえ、均質な明るい空間よりも、光が移ろっていくさまや、木漏れ日、陰影や暗がりに美しさや心地よさを感じる人は少なくないだろう。とくに、長い時間を過ごす住宅においては、生活に変化を与えてくれるものとして重要な要素となる。

本特集では、日本建築における光と翳の特質とはどのようなものであるかを改めて考える機会とし、手嶋保氏による巻頭文、中川武氏の論考、5名の設計者によるそれぞれの「光と翳」による空間の設えを紹介する。

住宅建築 2026年06月号(No.517)|建築資料研究社


特集
光と翳

巻頭文 手嶋保

根源的な豊かさを求めて
内子・温回
設計=手嶋保建築事務所

光を刻む居場所
三秋アトリエ
設計=手嶋保建築事務所

険しい地形のなかに静かに佇む
三秋ホール
設計=手嶋保建築事務所

杉板が静かな陰影をもたらす
別名の家
設計=杉下均建築工房/杉下均・出口佳子

静寂の気積
杉下均・出口佳子

日常に奥行きを与える骨格とディテール
浜松の家
設計=Atelier Assiette/入江美那子・大島駿

陰影を活かした大阪町家の改修
大阪住吉の町家
改修設計=木村哲矢建築計画事務所

柱の間に落ちる翳
奥之家
設計=大庭徹建築計画

日本住宅の光と翳
中川武


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祈りの場弔いの場 第6回
三里塚教会
設計=吉村順三 文=穎原澄子


連載
和の世界の空間探求 第10回
畳の未来をつなぐ
企画・監修=服部岑生 文=鈴木あるの

手描き図面に込めた想い 第27回
光安義光の建築 その2
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監修・文=笠原一人

追悼 矢吹昭良さん
楢村徹・佐藤隆・萩原嘉郎・大角雄三・神家昭雄

書評
『まちは言葉でできている』
(西本千尋 著、柏書房)
評者=本間智希

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